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古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

野々宮神社

堺市の深井の辺りを夫と通りがかっていて、偶然見つけた神社です。




野々宮神社・鳥居




ご祭神は素盞鳴尊 火産霊神 菅原道真公です。


火産霊神は、迦具土神などのたくさんの別名がある神様です。


母・伊邪那美神が、この神を生んだときに、ほと(女陰)に火傷を負い、死んでしまいます。


その時に、吐寫物から金山彦神などの数々の神様が生まれています。


これは、火からいろいろなものが生まれることを示していると、言われています。

       
そして、この神は、母から火傷をおわせています。


何かを産み出す時、女性が苦しむこと、生みの苦しみを物語った神話であるとも言われています。






野々宮神社・拝殿





一方、素盞鳴尊は荒ぶる風や嵐の神様と言われています。
そのため、火産霊神の火を鎮火する役目を担っていると言われています。


でも、恋愛の火だと風を送ると煽って返って燃え上がったりするのでは、などと思ったりして…。


特に有名な神社ではないのですが、地元の人に大切にされている感じがしました。

夫の話だと、10年ほど前はこの辺りは何もなく、神社だけがぽつんとあったのだそうです。

今では、周りに家もいっぱい建っています。
そんな中、神社の木々は人々に安らぎと、憩いの場を提供しているかのようでした。



↓は伊勢神宮遙拝所です。
ここから、伊勢神宮を遙拝することもできます。




伊勢神宮遙拝所




私達がいる間にも、近くに人々が何組か参拝に来ていました。
やはり、この辺りの人は信心深い人が多いのでしょうね。


身近に素敵な神社を見つけると嬉しくなってしまいます。




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